昔、王様は、自分が国のような顔をしていた。今、国は、自分が王様であるかのように錯覚しているのかもしれない。
昔、人民は、貧苦にあえいでいた。
いまや、消費者は神様になり、あらゆる企業はその神様にあわせて仕事をしている。
良い悪いはともかく、いまや、人民は神様になりつつある。
そのなかで、俳優たちもまた、親近感のある自分と同じ目線の俳優が人気があるらしい。
しかしながら、
私は、俳優については、「高嶺の花」というか、遠い世界の美男美女たちが活躍した、時代の映画の方が、なにやら、楽しい。
そして、いつまでも脳裏に残る映画はやはり、そんな映画群だと思う。
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Michel Magne 映画「地下室のメロディ」 Palm Beach from '
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