私は人物画が好きなので、酒井駒子の少しoil paintingのようなイラストは気に入っている。
どこか、彼女の描く子ども達、少女は、aliceのような非日常のなかに生きているイメージがあるのだけれど、aliceよりは、もっとフラジャイルで、全身傷だらけのような、そんなカットバンを足や腕にぱっちり貼付けて、しずかに生存している小動物のような感じがする。
以前傷だらけの熊のイラストの好きだった本・・・・名前が思い出せず残念。
帯になんと宮崎駿氏が推薦していた本。C・・・なんとか。
それに、AIのなか、少年と熊のぬいぐるみの会話が非常におもしろかった。
基本ピノキオなのだが、「愛がロボットを人に変容させる」というテーマで、
オールティスの原作をキューブリックがかなり気に入って映画化を考えていたという。
彼が生きていたらどんな映画になっていただろうか。そんなことを想像してしまう。
ラストシーンは泣けた。この世ではないような不思議な終わり方。
こんな連想妄想空想イマジネーション、をさせてしまうのが、酒井駒子の絵だ。
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酒井駒子 映画AIとの連想・・・
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