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Channel:   心のサプリ (絵のある生活) 
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沿道「キャロライーン!」「ウェルカーム!」 ケネディ新大使、笑顔で人々魅了 壮麗な馬車列で皇居へ

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 北海道の歴史が浅いのと同様に、アメリカも歴史はたかだか数百年。(もともとの原住民の歴史はのぞいて)。
 だから歴史のある国にアメリカは憧れているのだと思う。
 (日本人が日本の歴史を知らないというのもおもしろいが・・・)

  心のサプリ (本のある生活) 





19日、皇居で天皇陛下への「信任状捧呈式(ほうていしき)」を終え、正式に大使となったキャロライン・ケネディ駐日米大使(55)。50年前の1963年11月22日、46歳で暗殺されたジョン・F・ケネディ元米大統領の長女という知名度から、沿道は、華麗な馬車列で進む大使を一目見ようと集まった人々で埋め尽くされ、歓迎ムードに包まれた。

 午後3時すぎ、発着場所となった東京・丸の内の明治生命館から、濃いグレーのワンピースにパールのネックレス、黒のハイヒール姿でケネディ大使が現れると、沿道から「キャロライーン!」「ウェルカーム!」などと声があがった。

 大使は驚いた様子を見せつつも笑顔で手を振り、宮内庁が差し向けた儀装(ぎそう)馬車に乗車。馬車列はひづめの音を響かせてオフィス街や、イチョウなどが黄色く色づいた皇居外苑を進んだ。発着場所は以前は東京駅だったが、駅前も含めた工事に伴い、平成19年から明治生命館が使われている。

 沿道で見守った川崎市の主婦、豊島美奈子さん(65)は「大統領の葬儀のニュース映像に映っていた小さな女の子の姿を思い出す。こんなに立派に成長したとは。両国関係をさらに深めてほしい」と感慨深げな様子だった。
馬車列は3時7分、皇居・宮殿に到着。捧呈式は3時半から約15分間行われ、陛下は大使と握手し、声をかけられたという。

 壮麗な馬車列も沿道の注目を集めた。洋装の特別服に身を包んだ御者が操る車体は漆塗りで、昭和初期ごろまでに当時の宮内省で造られた。宮内庁によると大使の馬車送迎は世界でも英国やスペインなど数カ国。車をひく馬は栃木県の御料牧場で育てられ、現在33頭。騒がしい都心を落ち着いて歩く必要があり、5歳以上の馬が務めるという。

 6歳の息子と馬車を見た東京都江東区の主婦、今井知美さん(36)は「華麗で、馬の毛並みも美しかった。こうした行事が日本にあるのは素晴らしい」と感激していた。


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