「いじめるなら私を代わりに」小3女児、同級生かばい蹴られて負傷 愛知
2014.7.2 09:53 [事件・トラブル]
愛知県豊橋市教育委員会は1日、市立小3年生のクラスで6月、8~9歳の男児2人と女児の計3人が、同級生女児へのいじめをかばおうとした女子児童(8)の背中をたたいたり、跳び蹴りしたりし、頭部打撲など1週間のけがを負わせていたと発表した。
市教委によると、同級生女児は4月以降、男児らから砂をかけられるなどのいじめを受けていた。女子児童が6月2日、「いじめるなら私を代わりにいじめて」と発言したところ、伝え聞いた男児らが3日午後の休み時間に教室で暴行した。数分後、授業のため教室に来た男性担任(23)が気付いて暴行を止めたが、女子児童を病院に連れて行かず、両親にも連絡しなかった。
担任らは4日に両親を訪ね事態を説明。両親が女子児童を病院へ連れて行くと、1週間のけがと診断された。女子児童は5日から学校を休んだが、男児らとその親が謝罪したため、27日から登校を再開したという。
市教委は「担任の指導経験は浅く、担任を支える態勢も弱かった。教職員の意識を改めたい」と話している。
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