たしか、淀川長治氏の映画の時間・・・
彼の名調子による解説が終わり、映画が終わってしまうと、このラフマニノフの名曲がかかったのではなかったでしょうか?
いつもこの曲がかかってしまうと・・・子供心に、映画という高揚した、感激の時間・・刻も終わり、どことなく「寂しさ」や人生の「寂寞」みたいなものを、感じていました・・・
映画からも人生は学べるものですね。・・・
そして、ブラームス。
サガンの「ブラームスはお好き?」というのがありました。・・
年下の男性から積極的にアプローチされて、これまでの恋人との三角関係に悩む、39歳の独身女性ポール。
彼女が、その年下のシモンから、ブラームスのコンサートに誘われたときに手紙に書いていた一言・・・・
「ブラームスはお好きですか?」
やはり、ブラームスは、ちょいと、通の音楽なのかもしれない。
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淀川長治と ラフマニノフ
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