センス・オブ・ワンダー/新潮社
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この本は、何冊も持っている。
何回も読んで大切にしている。
彼女の言葉はひとつのシンボルであって、彼女の本の後ろには、もっともっと、大きくて
計り知れないほどの自然があり、それは、神秘な宇宙まで、ずっと、つながっている。
昔、小樽や蘭島の海に、家族や友達と、三日ほど泊をしたことがある。
空には満天の星がある。
海からは嵐ではなくても、夜ともなれば、なんとも言えない海の雄叫びの満ち引きがある。
砂を踏む感触は今でも忘れられない。
レイチェル・カーソンも、蟹のことを書いているが、小さな蟹だけではなく、もっと小さな生物が、海にはたくさんいて、日々、自然と戦っているのだった。
そのセンスオブワンダー。
私のアトリエの窓は、手作りなので、風の音がすごい。
ガタガタと言うその音のなか、昨日よく見ると、小さなトンボが羽をバタバタさせていた。
どこから入ってきたのか、窓はきっちり締め切られているし、不思議な感覚にとらわれる。
窓は明るいし暖かいので、どこからか入ってきて、そこにはりついているのかもしれない。
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嵐の海 自然に驚くこころ
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