本は、その裏に糸があって、膨大な本に糸でつながっています。
それ単独でオリジナルで完成している本など、よほどの天才でなければ、無理というもの。
誰かの本に影響をうけて、あこがれ、模倣し、そこで、A がA*になり、また、A**になるということですね。A*****あたりになると、もうこれは、Aそのものではなくなるのかもしれません。
「明治」という国家/日本放送出版協会
¥1,835
Amazon.co.jp
この本は、名作中の名作古典でしょう。
彼が小説を書くと、神田の古本屋の二トントラック分の資料がなくなったそうですから、
膨大なる資料をもとに、彼の作品は生み出されています。
ダ・ヴィンチ 2012年 09月号 [雑誌]/メディアファクトリー
¥490
Amazon.co.jp
軽いところでは、「十二国記」、どんどん世界がひろがって、ライトノベルのようなものから進化しつづけていますね。
そこがいいんじゃない!みうらじゅんの映画批評大全1998‐2005/洋泉社
¥1,365
Amazon.co.jp
この人も変なところが素敵な人です。
彼が仏像が好きというと、こむずかしい歴史のなかの仏像がかっこよく見えるからふしぎなものですね。
彼の、映画批評。独特の視点です。すべてそこがいいんじゃないと、己に呪文をかけるという彼の信念?
Safari (サファリ) 2013年 06月号 [雑誌]/日之出出版
¥830
Amazon.co.jp
この俳優。好きです。
スパークスの君に読む物語に出ていました。
マッチョな、むかしの男っぽい男ではなく、繊細で、シャイで、純朴な魅力。
自然の中で、無理なく暮らせる、おおらかで、きこりの少年のような感性。
とは言っても、役者ですからどんな役でもやるのでしようが、なにやら、そんなイメージの彼が好きですね。
↧
本の糸
↧