まだ、クラシックを本格的に聴き始めたころ。
吉祥寺のとあるクラシック喫茶が、jazz喫茶のすぐとなりにあった。
民家を改良したようなつくりで、ほっとする雰囲気。
「何を聴きますか?」と聴かれ、私が、モーツァルトと、こたえると、
その高齢の奥様は、このHaskil plays Mozart Piano Concerto No. 20 in D Minor, KV 466 with Kを、丁寧に、レコードを拭きながら、かけてくれた。
手でいれた珈琲も素晴らしい味だった。
10年前頃の思い出。ハスキルのピアノに心がうち震えた。
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Haskil plays Mozart Piano Concerto No. 20 in D M
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