母親が食欲がないというので、今夜は、家族御飯の日、蟹にしました。
けっこう大きめの毛ガニが、二杯にて、千円一枚でおつりがきました。
これを、出刃包丁で歯の弱い父親が細かく切り刻み、でかい皿に、どーんと、二皿分
見た目は良くないですか、これまた、豪快で、男の料理風。
カニの産卵期は、カニの種類や場所によって違うので、旬も違いタラバガニの旬は冬ですね。
産卵期は4~6月なので、それまでの時期が美味。
わたりがにの旬は、太平洋側では秋から冬、日本海側では春から秋なので、場所を変えれば、1年中わたりがにはおいしい。
ズワイガニの旬は、11月から2月。
場所によっては、3月中旬。
そして、今夜のヒーローメインディッシュ、毛ガニの旬は、秋から春です。
つまり今です。
1年中漁獲されるようですが、地域によって獲る時期が決まっているために、禁止以外が、旬ということらしいですが、母に言わせると身がまずい時は確かにあるらしい。
私は、これまで、いろいろ蟹は食してきましたが、やっぱり蟹は、毛ガニかな。・・・
その味わい。
淡白にして深く、しみじみと、酒によく合います。
簡単に、濃い口醤油ちょっぴりに、米酢。寿司酢。
最初は、すこしずつ、ゆっくり噛んで、蟹の風味を楽しむ。
途中は、もう夢中で甲羅からむしりとって、豪快に、食し、蟹の快楽を味わう。
最後は、味噌とあまった身を、まぜこんだ蟹ミソを、私は、あつあつの御飯にどーんとのせて、
かぶりつきます。
舌が馬鹿になると、そこで、春キャベツ。
北海道の春キャベツは柔らかいです。
これは、どこでもとれるのか? わかりませんが、雪のなかから飛び出してくる生命のようなものを感じるおいしさ。
これで、舌を中和、またまた、蟹汁・蟹肉にかぶりつく。
柔らかい甲羅などは私はもう、そのまま、噛んで食べてしまいますが、どうなんでしょうか?
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蟹 蟹 蟹
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