野仏の見方―歴史がわかる、腑に落ちる (ポケットサライ)/小学館
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ここ岩見沢にも、たくさんの野仏がある。
小さなころには振り返ってお辞儀をしたらよいことがあるよ、とも教えられたような。
山七公園という公園。
私の家のすぐ近くにある。
そこにもたくさんの野仏がひっそりとたたずんでいる。
西洋の一神教、絶対の神とは違い、日本の神はその多様性に特色がありますね。
今、世界にもとめられているのは、この多様性。
この野仏なんかをじっと見ていると、西洋の教会や日本の大きな寺院なんかが、ものすごく巨大な権力のイメージに見えてくるから不思議。
お金もない、権力にも縁のないかつての日本のふつうの村人たちが、日々の祈りのために、つくったと思います。
それが全国にいろいろな多様性をもちながら、いろいろな仏としてあらわれています。
不思議な世界。
今、松岡正剛氏の「空海」を読み始めましたが、この野仏とはどんなふうに、陰の陰でつながっているのか、興味がどんどんわいてきますね。
空海の夢/春秋社
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府におちる野仏
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